巫女の予言

 

  1. 全ての聖なる子らよ、身分を問わずに、ヘイムダル1)Heimdall-神々の監視者の意。アース神族の一人の息子達2)Heimdall’s Son-理由は知られていないが、人間の事を指すよ静かに聞いて欲しい。ヴァルファザー3)Valfather-殺戮の父の意。オーディンの別名が一つが望まれた、私が覚えている限りの、古の時代の話を。
  2. 私は覚えている。幼き時から過ぎ去った日々に私を育ててくれた、ヨール4)Yore-恐らくは巨人の世界であるヨツンヘイムの巨人を示すJötunsと推測しているの巨人達の事を。私は九つの世界5)-  神々の世界アスガルス
    – ヴァン神族の世界 ヴァナヘイム
    – エルフの世界アルフヘイム
    – 人間の世界 ミスガルス
    – 巨人の世界 ヨツンヘイム
    – 火の世界 ムスペルヘイム
    – ダークエルフの世界 スヴァルタルフヘイム
    – 死者の世界(冥府か) ニフルヘイム
    – 推定ドワーフ(小人族)の世界とされているニスハヴェルリール(原文によると九つ目の世界は詳細不明との事)
    、九つの根が地の下に張り巡らした世界樹6)Tree,原文でこそYggdrasilと表記はされていないが、原文訳注にてユグドラシルである事が明記されていたので世界樹としたの事を覚えている。
  3. かつてユミール7)Ymir-原初の巨人。谷口幸男氏の著書『エッダ―古代北欧歌謡集 p.16』によると荒れ狂う者の意とのことが生きていた昔の時代、砂が無く、海も無く、大地も無ければ、天も無く、ただギンヌンガの裂け目8)Ginnunga-Gap, 俗に言うカオスと呼ばれる場所。巨大で空虚の世界はあったが、草はどこにも無かった。
  4. そして、ブール9)Bur-息子の意。ビューリ神の息子、オーディン神らの父神の息子達10)Bur’s Son-ブルの息子達。オーディン、ヴィーリ、ヴェーの三神を指すが大地を持ち上げ、力強きミスガルスが造られた。南から来た太陽、その陽光が大地の石を照らし、大地にあった種々が萌えた。
  5. 11)Moon-巨人ムンディルファリの息子、マニを指すの姉妹12)Sister-伝承上、どちらかが先に産まれたか不明と為、姉妹と訳したの太陽13)Sun-巨人ムンディルファリの娘、ソルを指すは南から訪れた。彼女の右手は天の淵に置かれた。彼女はどこに帰るべきか知らなかった。月は彼の力が何であるかを知らなかった。星々はどこに留まるべきかを知らなかった。
  6. そして神々が各々の天命の座につき、聖なる者達は協議した、昼に、夕暮れに、朝に、そして、欠ける月に。夜と午後に名が与えられた。年月を数える為に。
  7. イサヴォル14)Ithavoll-素晴らしき平原、崇高の地、神々が集う場所として知られている。エッダにおいて二回のみ供述されているの地に神々15)アース神がいた、神殿と祭壇が高く築かれていた。彼らはそこに鍛冶場を置き、黄金が鍛えられた、やっとこ16)火ばさみ、プライヤー、鍛冶道具の事を作り、道具をこしらえた。
  8. 将棋17)Tables-アイスランド式チェス、原文訳者によるとチェスとチェッカーを混ざったような物らしいに興じていた、神々は幸せだった。黄金で出来たものにおいて不足は無かった。ヨツンヘイムから三人の女巨人達18)giant-maids three-ノルン、ノルニルと呼ばれる運命の女神が有力とされている。巨人らの娘、運命の女神、ウルズ、スクルド、ヴェルザンディの事がやってくるまでは。
  9. そして神々が各々の天命の座につき、聖なる者達は協議した。誰がブリミル19)Brimir-騒ぐ者の意、ユミールの別名とされているの血とブレイン20)Blain-血の湿り気の意。ユミールの別名とされているの骨を用いて、ドワーフ21)Dwarf-小人族、陽光を受けると石になるの氏族を創るべきか。
  10. モツソグニール22)Motsognir-戦で叫ぶ者の意とされる。一番偉いドワーフが創り上げられたドワーフの中で一番偉いとされ、その次にドゥリン23)Durin-泥のように眠る者の意とされる偉いとされた。ドゥリン曰く、たくさんの人の形をしたものが造られた。土からドワーフが造られた。
  11. ニューイ24)Nyi-新月とニスィ25)Nithi-三日月,黄泉、ノルズリ26)Northri-北とスズリ27)Suthrio-南、アウスツリ28)Austri-西とヴェストリ29)Vestri-東、アルスジョフ30)Althjof-泥棒、ドヴァリン31)Dvalin-ふらふらしてる者
    オーディンの箴言の144スタンザ節にてドワーフ達に運命を刻んでいた
    、ナール32)Nar-死体、ネイン33)Nain-屍、ニピング34)Niping-闇、ダイン35)Dain-ダインの意味は詳細不明
    オーディンの箴言の144スタンザ節にてエルフ達に運命を刻んでいた
    、ビフュール36)Bifur-揺らす者,ボフュール37)Bofur-豆、ボンブール38)Bonbur-微震を起こす者、ノリ39)Nori-船乗り、アン40)An-友人とオナール41)Onar-技術者、アーイ42)Ai-曽祖父、ミジョスヴィトニール43)Mjothvitnir-沼
  12. ヴィッグ44)Vigg-牙とガンダルフ45)Gandalf-杖を持ったエルフ、ヴィンダルフ46)Vindalf-風のエルフ、スレイン47)Thrain-脅迫、セック48)Thekk-歓迎する者とソールイン49)Thorin-魅力ある者、スロール50)Thror-繁栄、ヴィット51)Vit-知恵とリット52)Lit-ひらめき、ニール53)Nyr-新しいとニュラース54)Nyrath-悪知恵。さて、ここまで言うならレギン55)Regin-力とラースヴィス56)Rathsvith-素早い競技者の名を加えてやろう。
  13. フィリ57)Fili-記録する者、キリ58)Kili-クサビ、フンディン59)Fundin-発見、ナリ60)Nali-機織り機の手持ち、へプチフィリ61)Heptifili-記録を保管する者、ハンナール62)Hannar-技術者、スヴィウール63)Sviur-消え行く者、フラール64)Frar-素早い、ホンボリ65)Hombori-角が生えた者、フラーエグ66)Fraeg-賢いとロニ67)Loni-沼、アウルヴァング68)Aurvang-沼地、ジャーリ69)Jari-論争、エイキンスクジャルディ70)Eikinskjaldi-樫の盾
  14. ドヴァリンの仲間達であるドワーフ族達はロフ71)Lof-詳細不明の代までに至るだろう。彼らは石の地から沼地を越えて、砂の地に住まう。
  15. そこにドラウプニール72)Draupnir-滴りとドルグスラシル73)Dolgthrasir-自ら敵に挑む者、ホール74)Hor-鹿、ハウグスポリ75)Haugspori-考えて歩む者、フレヴァング76)Hlevang-頬が赤い、グローイン77)Gloin-光る、ドーリ78)Dori-穴あけ職人、オーリ79)Ori-怒り、ダフ80)Duf-詳細不明、アンドヴァーリ81)Andvari-注意深い、スキルフィール82)Skirfir-腕の立つ職人、ヴィンフィール83)Vinfir-猛毒、スカフィス84)Skafith削ぎ落とす者、アーイが。
  16. アルフ85)Alf-妖精エルフとユングヴィ86)Yungvi-王子もしくは戦士、エイキンスクジャルディ、フジャラール87)Fjalar-潜み覗く者とフロスティ88)Frosti-凍る者、フィース89)Fith-詳細不明とギンナール90)Ginnar-色魔、ここに列ねられたロファール91)Lofar-詳細不明の系図は、如何なる時も知られる事だろう。
  17. やがて、その仲間達の中から三神92)オーディン、ホニール、ローズルが、神々の家から訪れた、力強く誉れ高い者達が。野に運命が定められていない二人がいた。アスク93)Ask-トネリコの木の意。人類で最初の男、北欧神話におけるアダムとエンブラ94)Embla-ハルニレの木の意。人類で最初の女、北欧神話におけるイヴが力無く倒れていた。
  18. 彼等には魂が無く、彼等には感覚も無い、血と力すら無く、良き姿をしていなかった。オーディンが魂を与え、ヘニール95)Honir-番人、射手を意味する。ヴィ―リ神と同一視する説が有るは感覚を与え、ローズル96)Lothur-詳細不明。ロキ神の旧名説、フレイ神の異名説がある。は血と良き姿を与えた。
  19. 私はユグドラシル97)Yggdrasill-オーディンの馬を意する説が最も有力とされている。Ygg(オーディン)Drasill(馬)。
    日本では世界樹、宇宙樹と呼称される事が多い。
    九つの世界を繋げる、世界そのものを象徴する。
    という名のトネリコの樹を知っている。白い霧が樹を湿らし、霧は谷に流れ落ちている。その先にあるウルズの泉98)浄化作用を持つ泉水が沸いている。運命の女神ウルズに由来するには、永久の緑が生い茂る。
  20. その樹の下にある湖から、知恵のある乙女達が三人現れた99)第八節。一人はウルズ100)Urth-過去の意、次にヴェルザンディ101)Verthandi-現在の意、彼女達が木片102)運命の三女神は木片にルーンを刻む事で、運命を定める事ができるとされているを手にし、三番目にスクルド103)Skuld-未来の意。後述の戦乙女と同一視する場合がある存在が。彼女達は法を刻み、人の子らにも命を与え、運命を定めた。
  21. 私は戦を覚えている。世界で最初に起こった戦の事を。神々が矛槍を用いて女神ゴルヴェイグ104)Gollveig-黄金を意味する。ヴァン神族の女神。を打ち倒したのだ。ホル105)Hor-栄光を意味する。オーディンの別名が一つの館の中で彼女は三度焼かれて、三度生まれ変わり、また焼かれた。彼女は今も生きている。
  22. 彼女はヘイズ106)Heith-輝きを意する。
    またこの名は魔法使いや魔導士に使われていた名称でもある。
    と呼ばれていた。魔法を知り、全てを見通す事ができた。彼女は魔法を使って人々の心を操る事ができた107)彼女は黄金が人を惑わし堕落させる力を人格化した者と考える説がある、彼女は悪しき女達の喜びであった。
  23. オーディンが槍を放って、敵の軍勢に投げられた。世界で最初の戦争が始まった。神々が築いた壁は剥がれ落ち、戦場にいたヴァン神族達108)Wanne-光り輝く者達の意。
    Wanneとはヴァン神族を意味するVanrの英語表記である。
    は踏み荒らされた109)
    原文訳者Henry氏によると、ヴァン神族が勝利側であると書く場合があったそうです。あ
  24. そして神々が各々の天命の座につき、聖なる者達は協議した。神々が贄を捧ぐべきか、それとも神々が等しく崇拝を受けるべきか。
  25. そして神々が各々の天命の座につき、聖なる者達は協議した。誰が空気を毒て満たすか、巨人110)戦争のあと、アース神はアスガルドの再興の際に巨人を用いた。
    この時に巨人族は報酬として花嫁を要求した。
    その花嫁の一人にフレイヤ神を要求した
    にオーズの花嫁111)Oth’s Bride-フレイヤ神を指す。を捧ぐべきか。
  26. そのような事を聞き、燃え立つ怒りに立ち上がったトール112)Thor-雷槌を意味する。
    オーディンと大地の女神ヨツンの息子。
    巨人達とアスガルドの間に結ばれた誓いを破った者。
    。言葉によって結ばれた誓いは今破られた。神々が結んでいた大いなる近いが、だ。
  27. 私はヘイムダールの角笛113)Horn of Heimdall
    Gjallarhorn(ギャラルホルン-慟哭の角笛の意)とも呼ばれている。
    神々の運命、大戦;ラグナロク到来を告げる角笛
    が、高きにまで114)届く聖なる樹114)ユグドラシルの下に隠されている事を知っている。オーディンの担保115)Valfather’s Pledge
    オーディンがミーミルの泉を飲む代償として捧げた、オーデンの眼球を指す。
    眼球から流れ出る水が滝となっている。
    オーディンはミーミルの泉を飲むことで自分の最後を知った。
    から流れ落ちる滝に。汝はまだ知りたいか?
  28. 古き者116)The Old One
    オーディンを指す。
    が私を見つけた時、私は一人で座っていた。神々の恐怖117)The terror of gods
    オーディンを指す。
    が私の眼を覗き込んだ。「何を私に尋ねるか? 何故、汝はここに来た? オーディンよ、私は汝の眼がどこに隠されているかを知っている」118)と彼女は自身の事を第三者の立ち位置で語っている
  29. 私はオーディンの眼がどこに隠されているかを知っている、名高いミーミルの泉119)Well of Mimir
    ミーミルが所有している、ユグドラシルの根元にある泉。知恵と知識が隠されている。
    ミーミルの泉そのものをオーディンの担保と呼ぶ場合がある
    の奥底に。毎朝、ミーミル120)Mimir-全てを覚える者、賢き者の意。
    翻訳元では水霊と説明されている。
    一般的にオーディンの相談役の巨人とされている。
    はオーディンの担保から流れ出る蜂蜜酒を飲んでいる。汝はまだ知りたいか?
  30. 私はヒールファザー121)Heerfather-支配者の父の意
    オーディンの別名が一つ
    から首飾りと指輪を賜った、私は賢く語る事ができ、私は魔法の知識を得た、私は世界の全てを見通した。
  31. 私は見た。ヴァルキリー122)Valkyries-殺戮された者の選択者の意。
    日本語では一般的に戦乙女と訳される場合が多い。
    戦で倒れた者達をヴァルハラまで運ぶ存在。
    願いの乙女達とも呼ばれ、オーディンの願いを叶える存在でもある。
    の軍勢が、神々の国の元へ駈ける所を。スクルド123)Skuld-未来、徴税の意。
    20説のスクルドと同一視すると思われている。
    が楯を持ち、次にスコグル124)Skogul-揺さぶる者の意が続く。そしてグス125)、ヒルデ126)Hild-戦、ゴンドゥル127)Gondul-杖を持つ者、ゲイルスコグル128)Geirskogul-槍の戦が。貴方も聞いた事があるだろう、ヘルアン129)Herjan-勇み歩むの意。オーディンの別名が一つの乙女達の事を。ヴァルキリア達は今まさに地上を駈ける。
  32. 私は見た、オーディンの息子、血に染まりし神バルドル130)Baldr-善、白の意、彼の運命が定められた。そ豊かで高名で力強い地に、ミスティルテイン131)Mistletoe―ミスティルテインと呼ばれていたヤドリギの事があった。
  33. その枝はとても細く軽く見えた、しかし、その枝はホス132)Hoth-戦の意
    バルドルの弟、オーディンの息子。盲目の神
    が射る災いの矢となった133)
    バルドルの母、フリッグ神は予言の女神である。
    ある日、フリッグはバルドルの死の予言を見、森羅万象にバルドルに害をなさない事を誓い立たせたが、
    ミスティルティンは弱く見え、その誓いを立たせる事は無かった。
    これを理由に神々は何かをバルドルに向けて放つ遊戯に興じていたが、
    ロキ神の策略によりミスティルティンの用いた矢がバルドルに向けて放たれ、殺害するに至った。
    、しかしバルドルの弟134)ヴァーリ神、オーディンの息子は早く生まれすぎた、その日に生まれた者135)ヴァーリ神は生まれたその日に成人したがオーディンの息子136)ホス神と戦った。
  34. 彼は手を洗らわなかった、彼は髪を櫛に通さなかった、彼がバルドルの敵を火葬場に弔ったその日まで。しかし、フェンサリル137)Fensalir-海の宮殿
    太陽が水平線に沈む様子が象徴されたものとされている。
    にいてるフリッグ138)Frigg-予言の女神、オーディンの妻は嘆いていた、ヴァルハラ139)Valhall-に呼ばれた存在に。汝はまだ知りたいか?
  35. 私は見た、濡れた森の中で囚われいてる者を、病魔を愛するロキ140)Loki-閉じる者、終える者の意
    『古代北欧歌謡集』 p.23
    の姿を141)バルドルの殺害に関与した後、他の神々によって囚われたとされる。彼のとなりには、その伴侶のシギュン142)Sigyn-滴るを意味する。
    『古代北欧歌謡集』 p.23
    の姿を、それは不安な様子だった。汝はまだ知りたいか?
  36. 143)神々の仇敵がいる地を指していると思われるから流れる、毒の谷を抜けた、剣と短剣と共に流れる144)「剣と短剣と共に流れる」
    痛みの比喩とされる。
    川の名はスリス145)Slith-恐怖
  37. ニサヴェリール146)Nithavellir-闇の地の北方にある館、黄金でできたそれは、シンドリ147)鍛冶に関わる、ドワーフの一族のものだ。そしてオーコールニール148)Okolnir-寒くない地には、巨人ブリミール149)Brimir-ユミールと同一視される場合がある。
    ドワーフ族を創造する時に用いられた巨人。
    の麦酒館150)ビアホールがあった。
  38. 私は館を見た、太陽から遠く離れていた、ナストロンド151)Nastrond-死者の岸の意の地に建っている、その扉は北に向いている、毒気は煙突から下り、蛇が巻き付くかの如く壁周りを通っていた。
  39. 私は凶暴な男達と人殺し達152)凶暴な男達と人殺し達
    ノルウェー神話において二大大罪を犯した者達を指す。
    背教者と殺人鬼である。
    が川を渡るのを見た、そこに病魔の使いと男達の妻もいた。狼が人を裂き、殺された者の血をニーズホッグ153)Nithhogg-噛み付く恐るべき者の意
    ユグドラシルの根を齧る存在として知られている。
    がすすっていた。汝はまだ知りたいか?
  40. 東の鉄木の森に座っている女巨人がいた、彼女はフェンリルの血族154)Brood of Fenrir
    フェンリル狼-後にオーディンを食らう狼
    スコル-太陽を盗もうとする狼
    ハチ-月を盗もうとする狼
    を産んだ。魑魅魍魎の内の一匹155)Skollが、天から太陽を盗む所だった。
  41. その者達は死者の肉で満たし、神々の家を血で赤く染めた。太陽は闇に染まり156)魔狼スコルが太陽を盗み日食が起こったの比喩
    魔狼が太陽を盗む事で日食が起こる事と信じられていた。
    月食も同上である。
    、夏が早く訪れ157)日食と嵐は夏の出来事として知られている強大な嵐が訪れる。汝はまだ知りたいか?
  42. 丘の上に座り、彼はハープを奏でる。陽気なエッグサール158)Eggther-
    原文訳者は男性としているが一般的には女巨人として知られている。
    、巨人の番人だ。彼の上には一匹の鶏が、真っ赤に輝くフジャラール159)Fjalar-隠れる者、騙す者の意
    最終戦争ラグナロクの開始の際に巨人達を起こす神鶏
    が立っていた。
  43. 神々には神鶏ゴッリンカンビ160)Gollinkambi-金の櫛の意。黄金の鶏がいる。彼がオーディンの館にいる英雄達を目覚めさせるのだ。そして血の下にはもう一羽、赤錆色の鶏161)Rust-Red Bird
    恐らく、死者を起こす鶏と推測される。
    がヘルの館に。
  44. グニーパ洞窟162)Gnipahellir-Gnipa+(hellir/洞窟の入り口)の前にガルム163)Garm-布の断片の意が吠える、足枷が爆ぜ、狼が走る。私が知っている限り見ることができよう、力ある者達の、神々の黄昏164)Fate of the gods-俗に言うラグナロクを。
  45. 兄弟が互いと戦い殺し合う事だろう、姉妹の息子達は互いに不義を犯す事だろう165)近親相姦により血を汚す、姦淫がこの地に大きく蔓延る事になった。斧の時代、剣の時代、楯は割れる。風の時代、狼の時代、やがて世界は朽ちる。誰一人として互いの命に情けをかける事は無くなるだろう。
  46. 角笛が天に向けられた、ヘイムダールが大きく吹き鳴らす、ギャラルホルンの音が運命を告げる、ミーミルの息子達が忙しなく動き始めた。冥府への道166)Hel-Road-ヘルの道
    カタカナと平仮名の「ヘ」と「へ」の区別が困難ため、冥府とした。
    にいる者達は恐怖に落ちた。
  47. ユグドラシルが震える、古代の巨木は高きにまで揺れ、巨人達が放たれた。ミームの頭に向けてオーディンが語る167)解説
    アース神族とヴァン神族との戦が終わり和睦した時に、アース神族側の人質として、
    ミーミルとヘーニルがヴァン神族の元に送られた。
    後にヴァン神族はミーミルの首を切り落とし、アース神族に送り返した。
    この時、オーディンはミーミルの首が腐らぬように薬草を塗り込み、魔力で蘇らせた。
    その後、重要な事にはオーディンはそのミーミルの首といつも相談していたという伝承がある。
    。しかし、スルトの血族168)Kinsman of Surt-フェンリル狼が直ぐに彼を殺す事であろう。
  48. 神々はどうだ?エルフ達はどうだ?全てのヨツンヘイムの民が轟く、神々は評議する、岩石を司るドワーフ達が石の扉に向けて叫ぶ。汝はまだ知りたいか?
  49. グニーパ洞窟の前にガルムが吠える、足枷が爆ぜ、狼が走る。私が知っている限り見ることができよう、力ある者達の、神々の黄昏を。
  50. 東から楯を高く掲げたヒルム169)老いた巨人の意。巨人達の総大将が訪れた。巨人の怒りを持って世界蛇170)俗に言うミドガルドオスム、ヨルムンガルド
    ロキ神とアングルボザ神の間に生まれた子供。ヘルとフェンリルの兄弟
    がのたうち廻る、波が打ち付けられた。鷹の声が鳴り響き、死者の肉をついばむ。ナーグルファール171)Naglfar-死者の爪の船
    死者の爪によって組まれた船、戦の為に巨人を運ぶ船
    が瓦解する。
  51. 北の海172)原文著者によると東かもしれないとの事から越えてきた、ヘルの民を乗せた船が、その舵を取るのはロキ。フェンリルが走り、巨人達が続いた。彼等と共にバイレイストの兄弟173)Brother of Byleist-ロキ神を指すも加わっていた。
  52. スルト174)Surt-火の世界ムスペルヘイムの王が南からやってきた、燃えたぎる枝175)炎の剣の比喩と思われるを持って、戦神の太陽176)Sun of the battle-gods-恐らくオーディンの別名が一つの光が剣から放たれていた。岩屋が割れ、女巨人が地に沈む、屍人がヘルの道を歩み、そして天が割れた。
  53. ヒリン177)Hlin-オーディンの妻、フリッグ神の妻の二度目の悲しみが訪れる。オーディンがフェンリルと戦いを挑む時、そしてベーリの殺し手178)Beli’s Slayer-フレイヤ神の異名。
    巨人ベーリをその拳で殺しを成し遂げた。
    がスルトの前に。フリッグの喜び179)The joy of Frigg-オーディンの別名が一つが倒れる事になるだろう。
  54. そこにシグファザー180)Sigfather-勝利の父、オーディンの別名が一つの力強い息子が現れた、ヴィサー181)Vithar-力強き支配者の意は消え行く狼と挑むために。彼の剣は巨人の息子182)フェンリル狼の心臓を貫いた。父の復讐は果たされたのだ。
  55. そこにロースィン183)大地の女神ヨルズの別名、オーディンの妻が一人の息子が現れた、世界蛇が天の上で待ち受けていた。オーディンの息子184)トールは大蛇の元に向かった。
  56. 怒りは大地を割った、その地に住まう者は逃げざるをえなかった。九歩歩んだフィヨルギュン185)Hjorgyn-ヨルズの別名の息子186)トールは世界蛇に殺された、彼は恐れを知らずに死んだ。
  57. 太陽が暗く、地は海に沈む、煌めき燃える星々は天から落ちる。煙が激しく吹き出て、炎が燃える。その火が天そのものを焼き尽くすまで。
  58. グニーパ洞窟の前にガルムが吠える、足枷が爆ぜ、狼が走る。私が知っている限り見ることができよう、力ある者達の、神々の黄昏を。
  59. フィヨルギュン私は大海から蘇った緑に満ちた大地を見た、滝が落ち、鷹が飛ぶ。その鷹は崖の下の魚を捕る。
  60. イサヴォルの地に神々は再びあいまみえた。恐るべき蹂躙者の事を語った、力ある者達の事を語った。そして、大いなる神187)Ruler of the Gods-オーディンを指すの古のルーン188)Rune-ルーン文字の事を。
  61. 美しい世界が戻った、黄金の将棋が草地の上にある、古の時に神々がかつて持っていた物だ。
  62. 耕されていない地で熊が果実を取る。全ての病が癒され、バルドルが蘇る。バルドルとホスはフロプト189)Hropyt-オーディンの別名が一つの館190)Hropt’s battle-hall-ヴァルハラにて住まう191)解説
    望まずにバルドルを殺してしまったホスが共に住まうことで若いを意味し、新時代の平和の象徴とする。
    。そして力強き神々もだ。汝はまだ知りたいか?
  63. そして、ホニールが予言の杖を取る、ツヴェギ192)Tverggi-雄姿同体の意。オーディンの別名が一つの兄弟の息子達はヴィンドヘルム193)Vindheim-風が吹き荒れる天の地に住まう。汝はまだ知りたいか?
  64. 私は太陽よりも輝く館を見た、黄金の屋根を乗せ、ギムレ194)Gimle-ラグナロクの後の平和の地とされるの地に建っている。そこに正しき統治者が住まう事だろう、そして長くに続く幸福を持つ事だろう。
  65. 天から来た、全てを統べる者が、力強き王、全ての地を支配する。195)解説
    この説は背景としてイエス・キリスト教の到来を指している事が有力とされている。
  66. 下から闇と共に竜が訪れた。ニザフィヨル196)Nifhafjou-闇の山からニーズヘッグが飛んできた。彼の翼に屍を纏って。蛇は閃光を放つ。しかし、私はここで沈まなければならない197)私文
    恐らく、ニーズヘッグの閃光に殺されたか?

References   [ + ]

1. Heimdall-神々の監視者の意。アース神族の一人
2. Heimdall’s Son-理由は知られていないが、人間の事を指す
3. Valfather-殺戮の父の意。オーディンの別名が一つ
4. Yore-恐らくは巨人の世界であるヨツンヘイムの巨人を示すJötunsと推測している
5. -  神々の世界アスガルス
– ヴァン神族の世界 ヴァナヘイム
– エルフの世界アルフヘイム
– 人間の世界 ミスガルス
– 巨人の世界 ヨツンヘイム
– 火の世界 ムスペルヘイム
– ダークエルフの世界 スヴァルタルフヘイム
– 死者の世界(冥府か) ニフルヘイム
– 推定ドワーフ(小人族)の世界とされているニスハヴェルリール(原文によると九つ目の世界は詳細不明との事)
6. Tree,原文でこそYggdrasilと表記はされていないが、原文訳注にてユグドラシルである事が明記されていたので世界樹とした
7. Ymir-原初の巨人。谷口幸男氏の著書『エッダ―古代北欧歌謡集 p.16』によると荒れ狂う者の意とのこと
8. Ginnunga-Gap, 俗に言うカオスと呼ばれる場所。巨大で空虚の世界
9. Bur-息子の意。ビューリ神の息子、オーディン神らの父神
10. Bur’s Son-ブルの息子達。オーディン、ヴィーリ、ヴェーの三神を指す
11. Moon-巨人ムンディルファリの息子、マニを指す
12. Sister-伝承上、どちらかが先に産まれたか不明と為、姉妹と訳した
13. Sun-巨人ムンディルファリの娘、ソルを指す
14. Ithavoll-素晴らしき平原、崇高の地、神々が集う場所として知られている。エッダにおいて二回のみ供述されている
15. アース神
16. 火ばさみ、プライヤー、鍛冶道具の事
17. Tables-アイスランド式チェス、原文訳者によるとチェスとチェッカーを混ざったような物らしい
18. giant-maids three-ノルン、ノルニルと呼ばれる運命の女神が有力とされている。巨人らの娘、運命の女神、ウルズ、スクルド、ヴェルザンディの事
19. Brimir-騒ぐ者の意、ユミールの別名とされている
20. Blain-血の湿り気の意。ユミールの別名とされている
21. Dwarf-小人族、陽光を受けると石になる
22. Motsognir-戦で叫ぶ者の意とされる。一番偉いドワーフ
23. Durin-泥のように眠る者の意とされる
24. Nyi-新月
25. Nithi-三日月,黄泉
26. Northri-北
27. Suthrio-南
28. Austri-西
29. Vestri-東
30. Althjof-泥棒
31. Dvalin-ふらふらしてる者
オーディンの箴言の144スタンザ節にてドワーフ達に運命を刻んでいた
32. Nar-死体
33. Nain-屍
34. Niping-闇
35. Dain-ダインの意味は詳細不明
オーディンの箴言の144スタンザ節にてエルフ達に運命を刻んでいた
36. Bifur-揺らす者
37. Bofur-豆
38. Bonbur-微震を起こす者
39. Nori-船乗り
40. An-友人
41. Onar-技術者
42. Ai-曽祖父
43. Mjothvitnir-沼
44. Vigg-牙
45. Gandalf-杖を持ったエルフ
46. Vindalf-風のエルフ
47. Thrain-脅迫
48. Thekk-歓迎する者
49. Thorin-魅力ある者
50. Thror-繁栄
51. Vit-知恵
52. Lit-ひらめき
53. Nyr-新しい
54. Nyrath-悪知恵
55. Regin-力
56. Rathsvith-素早い競技者
57. Fili-記録する者
58. Kili-クサビ
59. Fundin-発見
60. Nali-機織り機の手持ち
61. Heptifili-記録を保管する者
62. Hannar-技術者
63. Sviur-消え行く者
64. Frar-素早い
65. Hombori-角が生えた者
66. Fraeg-賢い
67. Loni-沼
68. Aurvang-沼地
69. Jari-論争
70. Eikinskjaldi-樫の盾
71. Lof-詳細不明
72. Draupnir-滴り
73. Dolgthrasir-自ら敵に挑む者
74. Hor-鹿
75. Haugspori-考えて歩む者
76. Hlevang-頬が赤い
77. Gloin-光る
78. Dori-穴あけ職人
79. Ori-怒り
80. Duf-詳細不明
81. Andvari-注意深い
82. Skirfir-腕の立つ職人
83. Vinfir-猛毒
84. Skafith削ぎ落とす者
85. Alf-妖精エルフ
86. Yungvi-王子もしくは戦士
87. Fjalar-潜み覗く者
88. Frosti-凍る者
89. Fith-詳細不明
90. Ginnar-色魔
91. Lofar-詳細不明
92. オーディン、ホニール、ローズル
93. Ask-トネリコの木の意。人類で最初の男、北欧神話におけるアダム
94. Embla-ハルニレの木の意。人類で最初の女、北欧神話におけるイヴ
95. Honir-番人、射手を意味する。ヴィ―リ神と同一視する説が有る
96. Lothur-詳細不明。ロキ神の旧名説、フレイ神の異名説がある。
97. Yggdrasill-オーディンの馬を意する説が最も有力とされている。Ygg(オーディン)Drasill(馬)。
日本では世界樹、宇宙樹と呼称される事が多い。
九つの世界を繋げる、世界そのものを象徴する。
98. 浄化作用を持つ泉水が沸いている。運命の女神ウルズに由来する
99. 第八節
100. Urth-過去の意
101. Verthandi-現在の意
102. 運命の三女神は木片にルーンを刻む事で、運命を定める事ができるとされている
103. Skuld-未来の意。後述の戦乙女と同一視する場合がある存在
104. Gollveig-黄金を意味する。ヴァン神族の女神。
105. Hor-栄光を意味する。オーディンの別名が一つ
106. Heith-輝きを意する。
またこの名は魔法使いや魔導士に使われていた名称でもある。
107. 彼女は黄金が人を惑わし堕落させる力を人格化した者と考える説がある
108. Wanne-光り輝く者達の意。
Wanneとはヴァン神族を意味するVanrの英語表記である。
109.
原文訳者Henry氏によると、ヴァン神族が勝利側であると書く場合があったそうです。あ
110. 戦争のあと、アース神はアスガルドの再興の際に巨人を用いた。
この時に巨人族は報酬として花嫁を要求した。
その花嫁の一人にフレイヤ神を要求した
111. Oth’s Bride-フレイヤ神を指す。
112. Thor-雷槌を意味する。
オーディンと大地の女神ヨツンの息子。
巨人達とアスガルドの間に結ばれた誓いを破った者。
113. Horn of Heimdall
Gjallarhorn(ギャラルホルン-慟哭の角笛の意)とも呼ばれている。
神々の運命、大戦;ラグナロク到来を告げる角笛
114. ユグドラシル
115. Valfather’s Pledge
オーディンがミーミルの泉を飲む代償として捧げた、オーデンの眼球を指す。
眼球から流れ出る水が滝となっている。
オーディンはミーミルの泉を飲むことで自分の最後を知った。
116. The Old One
オーディンを指す。
117. The terror of gods
オーディンを指す。
118. と彼女は自身の事を第三者の立ち位置で語っている
119. Well of Mimir
ミーミルが所有している、ユグドラシルの根元にある泉。知恵と知識が隠されている。
ミーミルの泉そのものをオーディンの担保と呼ぶ場合がある
120. Mimir-全てを覚える者、賢き者の意。
翻訳元では水霊と説明されている。
一般的にオーディンの相談役の巨人とされている。
121. Heerfather-支配者の父の意
オーディンの別名が一つ
122. Valkyries-殺戮された者の選択者の意。
日本語では一般的に戦乙女と訳される場合が多い。
戦で倒れた者達をヴァルハラまで運ぶ存在。
願いの乙女達とも呼ばれ、オーディンの願いを叶える存在でもある。
123. Skuld-未来、徴税の意。
20説のスクルドと同一視すると思われている。
124. Skogul-揺さぶる者の意
125.
126. Hild-戦
127. Gondul-杖を持つ者
128. Geirskogul-槍の戦
129. Herjan-勇み歩むの意。オーディンの別名が一つ
130. Baldr-善、白の意
131. Mistletoe―ミスティルテインと呼ばれていたヤドリギの事
132. Hoth-戦の意
バルドルの弟、オーディンの息子。盲目の神
133.
バルドルの母、フリッグ神は予言の女神である。
ある日、フリッグはバルドルの死の予言を見、森羅万象にバルドルに害をなさない事を誓い立たせたが、
ミスティルティンは弱く見え、その誓いを立たせる事は無かった。
これを理由に神々は何かをバルドルに向けて放つ遊戯に興じていたが、
ロキ神の策略によりミスティルティンの用いた矢がバルドルに向けて放たれ、殺害するに至った。
134. ヴァーリ神、オーディンの息子
135. ヴァーリ神は生まれたその日に成人した
136. ホス神
137. Fensalir-海の宮殿
太陽が水平線に沈む様子が象徴されたものとされている。
138. Frigg-予言の女神、オーディンの妻
139. Valhall-
140. Loki-閉じる者、終える者の意
『古代北欧歌謡集』 p.23
141. バルドルの殺害に関与した後、他の神々によって囚われたとされる
142. Sigyn-滴るを意味する。
『古代北欧歌謡集』 p.23
143. 神々の仇敵がいる地を指していると思われる
144. 「剣と短剣と共に流れる」
痛みの比喩とされる。
145. Slith-恐怖
146. Nithavellir-闇の地
147. 鍛冶に関わる、ドワーフ
148. Okolnir-寒くない地
149. Brimir-ユミールと同一視される場合がある。
ドワーフ族を創造する時に用いられた巨人。
150. ビアホール
151. Nastrond-死者の岸の意
152. 凶暴な男達と人殺し達
ノルウェー神話において二大大罪を犯した者達を指す。
背教者と殺人鬼である。
153. Nithhogg-噛み付く恐るべき者の意
ユグドラシルの根を齧る存在として知られている。
154. Brood of Fenrir
フェンリル狼-後にオーディンを食らう狼
スコル-太陽を盗もうとする狼
ハチ-月を盗もうとする狼
155. Skoll
156. 魔狼スコルが太陽を盗み日食が起こったの比喩
魔狼が太陽を盗む事で日食が起こる事と信じられていた。
月食も同上である。
157. 日食と嵐は夏の出来事として知られている
158. Eggther-
原文訳者は男性としているが一般的には女巨人として知られている。
159. Fjalar-隠れる者、騙す者の意
最終戦争ラグナロクの開始の際に巨人達を起こす神鶏
160. Gollinkambi-金の櫛の意。黄金の鶏
161. Rust-Red Bird
恐らく、死者を起こす鶏と推測される。
162. Gnipahellir-Gnipa+(hellir/洞窟の入り口
163. Garm-布の断片の意
164. Fate of the gods-俗に言うラグナロク
165. 近親相姦により血を汚す
166. Hel-Road-ヘルの道
カタカナと平仮名の「ヘ」と「へ」の区別が困難ため、冥府とした。
167. 解説
アース神族とヴァン神族との戦が終わり和睦した時に、アース神族側の人質として、
ミーミルとヘーニルがヴァン神族の元に送られた。
後にヴァン神族はミーミルの首を切り落とし、アース神族に送り返した。
この時、オーディンはミーミルの首が腐らぬように薬草を塗り込み、魔力で蘇らせた。
その後、重要な事にはオーディンはそのミーミルの首といつも相談していたという伝承がある。
168. Kinsman of Surt-フェンリル狼
169. 老いた巨人の意。巨人達の総大将
170. 俗に言うミドガルドオスム、ヨルムンガルド
ロキ神とアングルボザ神の間に生まれた子供。ヘルとフェンリルの兄弟
171. Naglfar-死者の爪の船
死者の爪によって組まれた船、戦の為に巨人を運ぶ船
172. 原文著者によると東かもしれないとの事
173. Brother of Byleist-ロキ神を指す
174. Surt-火の世界ムスペルヘイムの王
175. 炎の剣の比喩と思われる
176. Sun of the battle-gods-恐らくオーディンの別名が一つ
177. Hlin-オーディンの妻、フリッグ神の妻
178. Beli’s Slayer-フレイヤ神の異名。
巨人ベーリをその拳で殺しを成し遂げた。
179. The joy of Frigg-オーディンの別名が一つ
180. Sigfather-勝利の父、オーディンの別名が一つ
181. Vithar-力強き支配者の意
182. フェンリル狼
183. 大地の女神ヨルズの別名、オーディンの妻が一人
184, 186. トール
185. Hjorgyn-ヨルズの別名
187. Ruler of the Gods-オーディンを指す
188. Rune-ルーン文字
189. Hropyt-オーディンの別名が一つ
190. Hropt’s battle-hall-ヴァルハラ
191. 解説
望まずにバルドルを殺してしまったホスが共に住まうことで若いを意味し、新時代の平和の象徴とする。
192. Tverggi-雄姿同体の意。オーディンの別名が一つ
193. Vindheim-風が吹き荒れる天
194. Gimle-ラグナロクの後の平和の地とされる
195. 解説
この説は背景としてイエス・キリスト教の到来を指している事が有力とされている。
196. Nifhafjou-闇の山
197. 私文
恐らく、ニーズヘッグの閃光に殺されたか?

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